一行はカファルナウムに着いた。イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。
人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。
そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。
「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」
イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、
汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。
人々は皆驚いて、論じ合った。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」
イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。
〈出典:日本聖書協会:新共同訳聖書〉
- 《B年:マルコによる福音書 8章:31-38節》 (2021-02-28 00:08:32)
- 《B年:マルコによる福音書 1章:9-13節》 (2021-02-21 02:13:20)
- 《B年:マルコによる福音書 9章:2-9節》 (2021-02-13 12:00:00)
- 《 B年:マルコによる福音書1章:29-39節 》 (2021-02-06 12:00:00)
- 《B年:マルコによる福音書1章:21-28節》 (2021-01-31 12:44:48)
- 《B年:ヨハネによる福音書1章:43-51節》 (2021-01-17 01:09:31)
- 《 B年:ルカによる福音書1章:26-38節 》 (2020-12-19 12:57:31)
- 《B年:マルコによる福音書1章:1-8節》 (2020-12-05 12:00:00)
- 《B年:マルコによる福音書13章:(24-32)、33-37節》 (2020-11-28 12:00:00)
- 《A年 マタイによる福音書 25章:31-46節》 (2020-11-21 23:14:45)